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経理費用

経理ツールの費用対効果をどう測る?削減時間と運用コストの計算例

経理ツールの費用対効果をどう測る?削減時間と運用コストの計算例の業務イメージ
この記事のポイント

削減できる時間を金額に換算するだけでは、導入判断はできません。処理件数、作業時間、導入工数、継続費用を分けた架空の例で、判断材料を整理します。

目次 CONTENTS
  1. 判断のポイントと進め方
  2. 比較して確認する
  3. 導入の進め方
  4. この記事の著者

処理件数と1件の時間を別々に測る

月300件の申請を1件6分で処理している場合、合計は30時間です。試行後に4分になれば10時間の差が生まれますが、対象件数や難易度が変わった比較は使えません。通常処理と例外処理を分け、同じ条件の作業を比較します。

時間換算額と支出の削減を区別する

1時間3,000円と仮定すれば月10時間は3万円相当です。ただし給与支出がそのまま3万円減るわけではありません。余った時間を確認精度の向上や月次分析に振り向けるなら、その使い道を効果として記載します。説明用の換算額を売上や利益の増加と混同しないでください。

継続費用と立ち上げ負担を足す

月額2万円という仮定に加え、月2時間の管理工数を同じ単価で計上すると、月の比較用コストは2万6,000円です。初期設定15万円と社内移行20時間分の6万円を足すと初期負担は21万円になります。この例の時間換算差額だけでは、短期の投資回収は期待できません。

定量化しにくい効果も観察方法を決める

差し戻しが減る、処理の見通しが立つ、担当者不在でも進むといった効果は、件数や滞留日数で確認できます。楽になったという感想だけで終わらせず、導入前に記録方法を決めます。金銭効果と運用上の改善を分けて報告すると、判断の前提が伝わります。

COMPARISON

比較して確認する

自社で外せない条件を先に決め、下表に検証結果を書き足してください。

経理ツールの費用対効果をどう測る?削減時間と運用コストの計算例:判断軸の整理
項目説明用の条件計算結果
時間差300件×2分月10時間
時間換算額10時間×3,000円月30,000円相当
利用料月額の仮定月20,000円
管理工数2時間×3,000円月6,000円相当
初期負担設定15万円+移行20時間210,000円相当

製品の実売価格・仕様ではなく、編集部が作成した検討用の比較例です。

IMPLEMENTATION

導入の進め方

  1. 01
    同じ処理条件で実測
  2. 02
    費用と社内工数を集計
  3. 03
    時間の再配分先を決める
  4. 04
    滞留と差し戻しも比較
この記事を書いた人

森 直人 ↗

経理・業務設計 担当

請求・精算・申請など、部門をまたぐ業務の見直しを担当。作業と待ち時間を分けて考え、判断の前提が伝わる解説を目指します。デモ用の架空の執筆者です。

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