w.WORKS JOURNAL営業・経理・バックオフィスの実務メディア
顧客管理比較

問い合わせ管理はメール共有で十分?チケット管理との違いを比較

問い合わせ管理はメール共有で十分?チケット管理との違いを比較の業務イメージ
この記事のポイント

対応漏れが起きる原因は、メールの件数だけではありません。担当・状態・期限が見えるかを基準に、共有メールとチケット管理の向き不向きを整理します。

目次 CONTENTS
  1. 判断のポイントと進め方
  2. 比較して確認する
  3. 導入の進め方
  4. この記事の著者

対応漏れを件数で説明しない

1日に数件でも、複数人が同じ受信箱を見るなら対応が重複することがあります。逆に件数が多くても、担当と状態が明確なら運用できる場合があります。未対応、対応中、確認待ち、完了という状態を誰が更新するかから考えます。

共有メールで続けるならルールを明示する

共有メールでは、担当ラベルと返信前の確認、対応済みへの移動、休暇時の代理担当を決めます。少人数で単純な問い合わせを扱うなら、この整理だけで改善する場合もあります。ただし閲覧できる人の範囲と個人情報の取り扱いは、社内の管理方針に合わせて設定します。

チケット管理は1件ごとの進行を可視化する

担当、優先度、期限、社内メモを問い合わせ単位で持てることが利点です。顧客からの追加連絡を同じチケットへまとめられるか、別件が混ざらないかを試します。社内コメントを顧客へ誤送信しない表示や権限も、選定時の確認項目になります。

移行は未完了の問い合わせから始める

過去のメールをすべて移す前に、未完了の問い合わせだけを対象に試行します。番号、担当、最終連絡日、次回対応を揃え、二重返信がないかを確認します。完了件数だけでなく、期限を過ぎた確認待ちが減ったかを評価してください。

COMPARISON

比較して確認する

自社で外せない条件を先に決め、下表に検証結果を書き足してください。

問い合わせ管理はメール共有で十分?チケット管理との違いを比較:判断軸の整理
比較軸共有メールチケット管理
担当の把握ラベルなどの運用が必要担当欄で管理
進行状態フォルダ・ラベルで表現状態を個別に管理
社内メモ別の共有場所が必要な場合履歴へ集約しやすい
向く状況少人数・単純なやり取り複数人・確認待ちが多い

製品の実売価格・仕様ではなく、編集部が作成した検討用の比較例です。

IMPLEMENTATION

導入の進め方

  1. 01
    未対応が起きた経緯を記録
  2. 02
    状態と担当のルールを決定
  3. 03
    未完了の案件で試す
  4. 04
    期限超過と二重返信を確認
この記事を書いた人

佐藤 遥 ↗

営業・顧客管理 担当

営業の進め方と顧客情報の整理をテーマに、選定基準と日常の運用をつなぐ記事を担当。現場で試せる小さな導入手順を大切にしています。デモ用の架空の執筆者です。

編集方針・情報の取り扱い →